スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

前回拍手まとめ

自分が書いたSSにこーりん殺すってコメされてるとうれしいですよね。
褒め言葉ですし!
それはそうと気づいてる人とかいっぱいいますが拍手SS更新したんで前のやつを公開!

べ、別にリクSSが遅れてるからお茶を濁すために更新したんじゃないんだからね!

…すみませんorz


<オドデレ>

それは唐突であった。
――カランカラン
「いらっしゃ…い!?
「動かないで頂戴」
入口の鐘が鳴ると同時に、目の前にナイフを構えたメイド 咲夜がいた。
そのことに一瞬目を白黒させるが、咲夜が時を止めれることを思い出し、少しだけ気を落ち着かせる。
「で、いったい何の用だい?」
そして、落ち着かせた気を使って訳をきく。
なんで脅されているのか、霖之助には覚えがないからである。
「…どうして参加しなかったのかしら?」
「…へ?」
「どうしてパーティに参加しなかったのかしら?」
ナイフが押し付けられる。
痛い、と思う前に疑問が痛覚を阻害した。
首筋にたまる血に気付かぬまま、疑問の答えを口にする。
「そういえば…君たちに会ってはいないな」
「主催者にパーティを誘われておきながら挨拶を怠るなんて…無礼な方ね」
「すまない」
無礼なことをしてしまったな、などと思いながらも一応言い訳は言っておく。
「霊夢に会ったからね、もう役目は済んだと思ってね」
霖之助のあのパーティでの役割は霊夢を釣る餌である。
それが終われば用済みなのだ。
「…役目でしたら…今からでも付き合っていただけますか?」
「はい?」
霖之助の視界が、いつの間にか見慣れた店内から真っ暗な個室に移動していた。
どうやら拉致られたようであった。
「さて…役目がないと申しましたね」
冷たい咲夜の声が部屋にこだました。
背筋に悪寒が走る。
ナイフを片手にゆっくり近づいて、目の前まで来たところで顔を寄せて。

――ちろり

ぞくりとした感覚が首筋を襲う。
首をなめられたと感じると同時に、痛覚が走る。
「血が服に付いたら大変と思いまして」
「これは君がつけた傷だろ?」
「あら、そうでしたか?」
くすくす、といたずらが成功したかのような笑みを浮かべる。
「役目がないとおっしゃいましたが…」
その笑みを浮かべたまま片手をこちらに差し出してきた。
「ダンスを一緒に踊りませんか?」
ああなるほど、と霖之助は思った。
パーティの最後にダンスを踊ることになっていたのを思い出したからだ。
霖之助の役目はまだ終わっていなかった。
「…喜んで」
だからこの誘いは受けることにした。
優美な音楽が始まる。
「私がダンスを誘うのは…貴方だけよ」
咲夜は顔を紅くしながらそんなことを呟いた。



--------------------------

ナイフで脅してデレる。通商オドデレ!
しかし、今になって思うと脅してデレるってなんかヤンデレっぽいですな。

--------------------------

<夢で会いましょう>

「ここは?」
見慣れぬ地域。
一面純白の雪のカーペット。
地平線まで雪に覆われた霖之助の知りえない地。
「あら、こんにちわ」
聞いた覚えのある闖入者の声。
振り向けば胡散臭い妖怪少女が一人。
「これは君の仕業かい?」
「さぁ?どうでしょう」
さくさくさく、と雪を踏み分けて近づいてくる妖怪少女 紫。
「それよりもせっかく雪が積もっているんですもの。遊びませんか?」
くるくるまわって目の前まで来たところ、ピタリと止まりこちらを覗きこむように見上げてくる。
「生憎僕は寒いのが苦手でね」
「あら、動けば温かくなりますことよ」
そう言って霖之助の腕を掴んで引っ張り出す。

――さくさくさく
――さくさくさく

雪を踏み分ける二つの音が白銀の世界に響き渡る。
ある程度行ったところで唐突にピタリと止まった紫は、足もとにあった雪を集めて霖之助の方へ投げつけた。
ぽすんという音とともに霖之助の頭に当たる。
不機嫌な顔をした霖之助は、足元の雪をかき集めて紫の方へと投げつけた。
ぺすんという音とともに紫の顔に当たる。
しばらくほおけた顔をした後、子供っぽい反撃をした霖之助にくすりと笑い再び雪を投げつけた。
霖之助も反撃とばかりの雪を投げつける。
白銀の世界の雪合戦。
二人は小さな笑みを浮かべあいながら白銀の世界でじゃれあった。
それはとても子供っぽく、とても楽しそうに。


「…夢か」
目が覚めたらいつもの古道具屋。
古びた壺やら、床に落ちてる外の世界の書物、こわれかけた鉄の塊。
ついさっきまで見てた夢を思い出す。
「たまにはいいか…」
自身の子供っぽい部分をさらけ出した夢の世界。
すぐに消えるだろう夢の記憶をじっくり味わいながら、深く椅子に身をおさめた。
外はちらちらと雪が降っていた。


「藍様藍様!」
「どうしたんだ?橙?」
「紫様が幸せそうに眠ってますよ」
「そうか、きっといい夢を見ているんだろう」
無邪気な笑顔の紫はとても幸せそうだった。

--------------------------


何となく幼い感じの雰囲気を書きたかったんだよ!たしか…

--------------------------


<春風と共に>

「春ですよー」
「わかったから少し静かにしてくれないだろうか?」
「…春なんですよ?」
しょんぼりとしょぼくれる春告精ことリリーホワイト。
それを見て、少し言いすぎたかと思い、懐から氷砂糖を取り出して渡してやる。
「春ですね!!」
ものすごい笑顔でそれを受け取り、大事そうに抱えながら少しずつ舐めはじめる。
「まだまだたくさんあるからね。遠慮しなくてもいいよ」
それを聞いたリリーは笑顔で答えてくれる。
それでも持っている氷砂糖の食べる速さは変わらない。
これが最高速度なのだろう、と勝手に推察しる。
西の空に消えていったはずの春告精が、なぜこんなところにいるのかはたまたま店の前で拾ったからである。
リリーの話では、春を伝え終えて巣にもどろうと思ったところ、見慣れない妖怪にすでに占拠されており、命からがらだ出したところが、ここ香霖堂であったという訳である。
それから居心地がよかったのかここに住み着くようになった。
確かにここは春に関連するものが多い。
裏庭には花が植えてあるし、満開の桜がある。
畑も春野菜のものが植えてあり、もうじき収穫直前で今か今かと楽しみにしているところだ。
ちなみになぜ畑を作った訳は、たまたま種を貰ったからである。
そんなこんなで自分の大好物の砂糖菓子まである、ここ香霖堂を第二の拠点にしたようである。
初めは迷惑であったが、慣れというものは恐ろしいものだ。
「春ですね~」
「ああ、そうだね」
リリーが幸せそうに氷砂糖をなめる姿を見て、ほのぼのと本を読むのも悪くないと感じ始めたことを、ここに記しておこうと思う。



--------------------------

リリーカワイイよ!リリー!また書きたいなぁ…リリー…


--------------------------


<トッキュンパニック>

「匿って―――!!」
扉を吹き飛ばして香霖堂に飛び込んできたのは、名無しの本読み妖怪こと朱鷺子さん。
「とりあえず扉を直せ、話はそれからだ」
霖之助に指摘され、いそいそと扉を直す朱鷺子。
匿ってほしい時に扉を直すというシュールな光景が繰り広げられたが、霖之助は手元の本に夢中であるためちらりとも振り向かない。
修復がようやく完了し、ふーやれやれといつの間にか用意された水を一杯飲み、口をうるおしてから。
「って、匿ってほしいのよーー!!!」
「だったらそこのつぼに隠れてればいいじゃないか」
霖之助は手元の本の方が重要なのだ。
自分勝手な妖怪の面倒事に付き合いたくないのだろう。
「わかったありがとう!」
そのまま壺の中に飛び込んで自分自身で蓋をした。
それと同時に店内に客が訪れる。
「いらっしゃい」
それは白玉楼に住む亡霊の幽々子であった。
「こんにちは店主さん。ここに名無しの妖怪はこなかったかしら?」
「ここに名無しの妖怪は来てないね」
霖之助は正直に朱鷺子という名の妖怪は来たことはあるが、名無しの妖怪は来たことがないと告げた。
「ああ、そう。ところで」
「なんでしょうか」
つーっと中の詰まったの壺を指差し。
「あれはいくらかしら?」
と商品の値段を聞いた。
「ああ、あれはですねぇ…」
霖之助は壺の値段を多少高めに設定した。
幽々子はその値段に満足して二つ返事でOKを出した。
「いい買い物をしたわ」
そう言い残して、少し揺れる壺を抱えて涎を少したらしつつ店を後にした。
邪魔だった壺が売れ、変な迷惑事を残さずに済んだ霖之助は幸せそうだったという。



--------------------------


たしか余ったから勢いで書いた。別にトッキュンじゃなくてもよかったと今になって思います。
スポンサーサイト

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。