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まずはリク第一弾!

と、いうわけで鬼さんのリクエスト『椛霖』完成させました。
てか一日で完成とか早すぎねぇべか?自分。
まぁ、それは置いといて…

花さか椛

始まります。


なんかタイトルでいろんなことがばれそうだ…
~~~~~~~~~~~~~~~~

私は犬走 椛。
狼であり、決して犬ではありません。
今現在、わけあって森近 霖之助という道具屋の店主にお世話になっています。
普段お世話になっている霖之助さんのために、この犬走 椛が一肌脱ごうと思ったところです。



「ここほれワンワン!」
というわけで、早速散歩に出かけた所で金のにおいをかぎ分けた私は霖之助さんに報告です。
ワンワンと言っていますが決して犬なんかじゃありませんよ!
必死に地面を掘って掘って掘り続けます。
しばらく掘り続けると、カキン、と硬い感触が爪に伝わります。
ゆっくり土を取り除くと、そこにはなんと!金銀財宝!
やった!、喜び勇んで霖之助さんの方を向けば
「大切な物を土に埋めたら戻っておいで、僕は先に帰っているよ」
などと言いながら、すでにその足は自宅である香霖堂へと向いていました。
すでに遠くにいる彼に私は憤慨しました。
大切な物を地面に隠すような犬みたいなことは私はやりません!、と。
まぁ、少しはやるかもしれませんが…
そんな怒りも霖之助さんの姿が消えれば収まります。
一人でいるのは嫌いです。怖いです。
集団生活を主にしている狼だからこそ恐怖。
犬ではありません、狼の本能です。
だから私は必死に彼を追いかけて帰路につきました。
恩返しはまた明日…




「この木で臼を作ってください!」
「わかったわかった、だから騒がないでくれ」
恩返し作戦その二!霊力のこもった臼で恩返し!
というわけで魔法の森から持ってきた、特殊な霊力のこもった木を自慢の剣で切り倒し、うんせほいせと持って来て、臼を作ってもらうことにしました。
霖之助さんは、普段閑古鳥が鳴いて、万年依頼のこない香霖堂の店主ですが、腐っても道具屋です。
見事な手際で臼を作り上げました。さすがです!
「さぁ!この臼で餅をついてみたください!」
ここからが本番だ!この臼で餅をついてみれば金銀財宝がたんまり手に入る。
早速彼につくように勧めるが
「疲れたからまた今度にしよう」
そういって部屋に引きこもってしまいました。

今日こそはと臼のある部屋へと入ってみるが、そこには臼など影も形もありませんでした。
「魔理沙の仕業だね」
霖之助さんは床に落ちている紙切れを拾いながらそう呟きました。
そこにはただ一言、借りてくぜ、とだけ書かれていました。




次の日、臼は灰になって帰ってきました。
一緒になって置いてあった紙切れには、すまん、とだけ書かれていました。
私は今日ほど魔理沙さんを恨んだことはないかもしれません。
しかしこの犬走 椛、この程度でくよくよなんてしません!
この灰はあの霊力のこもった臼の灰。
その時、この椛の頭に何か閃きの様なものがきました。
思いたったが吉日、さっそく霖之助さんを裏庭の桜の木の前に呼び出しました。


「この桜に花を咲かせましょう!」
持っている灰を一掴みすると、おもむろにそれを桜の木に振りかける。
するとどうでしょう、枯れていた桜の木に満開の桜の花が咲き乱れました。
霖之助さんは、おお、と感嘆の息を吐きました。
「どうですか、霖之助さん!」
私は思わず胸を張り、霖之助さんのそばに駆けて行きます。
「ああ、こんなにも早く桜の花を見れるとは思わなかったよ」
そう言いながら、霖之助さんは私の顎をなでてくれました。
さすが霖之助さん、狼が頭からなでられるのが嫌いであるということを熟知してますね。
しかし、このときの私はもっとうれしいことがおこるとは思いませんでした。
「ありがとう」
この一言が、私の尻尾をはちきれんばかり振られることになるとは、彼も思ってはいなかったでしょう。


こうして私の恩返しは終わりました。
彼が喜ぶのは金銀財宝などではなく、おいしくお酒が飲めるようになる時間です。
もうしばらく私は彼が喜ぶようなことをしようと思います。
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