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お茶の入れ方

霖之助と紫様とのカップリングって、実はかなり好きなんですけどね~
どうしてもあれになってしまうのはなぜ…
まぁ今回のSSに紫様は出ませんが…


<お茶の入れ方>


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「ところで、どうして私が二人いるのよ」
「いや、それは君がいったことだろ」
「そうだっけ?」
「そうだよ、僕が言ったのは偽物か本物かだよ」
「偽物だったら山にいるわよ」
「たしかに、偽物だったらツケなんかしないしな」
脳裏に礼儀正しい巫女を思い浮かべながら、本日二度目の溜息を吐く。
偽物か本物かの答えは出たが、そこで新たな疑問が霖之助の頭に生まれた。
霊夢はお茶が好きだ。
これは霖之助の店で珍しい外の世界の飲み物を入荷した時や、コーヒーを淹れた時に、わざわざ自分でお茶を入れたりすろことからよくわかることである。
そのことをよく知る霖之助だから霊夢がお茶に関する本に興味を持たなかったことに驚いたのであった。
ならば、ともう一つ浮かんだ疑問を口にした。
「ところで霊夢、なんでこの本に興味がないんだ?」
「なんでそんなこと聞くのかしら?」
と怪訝な顔で聞き返す。
「いや、君ならこの本に興味を持つだろうと思ってね」
「お茶の入れ方なんか興味ないわよ。おいしいお茶にならあるけど」
「これを読めばおいしいお茶を入れれるようになると思うんだが」
「あらうれしい、霖之助さんはおいしいお茶を入れてくれるのね」
「飲みたければ自分で淹れなよ。これは僕が飲むときに淹れるよ」
「ケチね」
「ケチで結構」
バリッ、と煎餅を一枚食べ始める。
霖之助の方は一口お茶を啜って人心地ついて再び聞く。
「じゃあ霊夢。お茶を淹れる時はどうするんだ?」
「勘よ、勘」
「相変わらずか勘か…少しは知識をいれてそれで行動してもいいんじゃないか?」
「いやよ。めんどくさい」
「そんなもんか」
そして、霖之助は『お茶の入れ方』に書かれてあった内容の面倒くさい工程を思い出し、本日三度目の溜息を吐いた。
「まぁ、お茶の入れ方しだいでそんなに変わるものでもないか」
「ほら言ったでしょう」
と霊夢は勝ち誇ったかのような笑みを霖之助の方へと向けていた。
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